知っておくと役立つDM(はがき)のマメ知識

「はがきってどのサイズまで62円切手で送れるの?」「料金別納マークの二重線ってどんな意味?」「書き損じたはがきって捨てるしかない?」など意外と知らないDM(はがき)についてのマメ知識をまとめました。

DM(はがき)を送る際にぜひお役立てください♪

 

<目次>

■DM(はがき)の規定
■料金別納と料金後納の違いって?

■料金別納表示と料金後納表示

■書き損じた「はがき」や「切手」は郵便局で交換できる!?

■まとめ  

 

DM(はがき)の規定

■規定
はがきとして送る場合【POST CARD】または【郵便はがき】の表記が必要となります。

表記がない場合は第一種定形郵便となり、封書(手紙)と同じ扱いになってしまします。

 

■サイズについて

62円切手で郵送できるサイズは下記の通りです。

最大:15.4cm×10.7cm 最小:14cm×9cm

画像参照元:http://www.post.japanpost.jp/service/standard/two_size.html

 規定のサイズを超えてしまったり、既定のサイズよりも小さいものは定型外郵便となります。


はがきの角は直角でなければならず、穴が開いていたり、切込みが入っていたり、角丸になっていたりしても定型外扱いとなりますので注意しましょう。

※ただし2mm以内での切込みや角丸はOKです。


■紙について
はがきの素材は、消印を押すことのできる紙で、表面は白または淡い色でなければいけません。
消印を押すことのできないビニール素材のものや、極端に薄い紙などははがきとして扱われません。


■重さについて
はがきとして送ることのできる重さは通常はがきで2~6g、往復はがきで4~12gになります。
郵便局で販売しているはがき(官製はがき)の重さは1枚当たり3g弱ですので、普通はがき2枚分の重さまで62円で送ることが出来ます。例えば1円玉だと6枚分の重さという事になりますね。
装飾物などを貼る場合は、はがきからはみ出さないようにしっかりと貼り付け、6gを超えないようしましょう。

 

料金別納と料金後納の違いって?

■料金別納
郵便物を郵便局へ持って行った際に、その場で郵便料金をお支払します。同時に10通以上送る場合が対象となります。

切手を貼る手間が省け、料金を一括して支払えるので、一気に多くの郵便物を送る場合に便利です。
※詳しくは、郵便局にお問い合わせください。


■料金後納
1ヵ月間に出した郵便物の料金を翌月まとめて郵便局にお支払します。支払方法は、口座からの振替か、指定の口座に振り込むかを選択できます。毎月50通以上の郵便物を出す必要があるので、毎月多くの郵便物を決まって送る場合に便利です。

料金後納は、事前に郵便局からの承認を受け、1ヵ月間に出す郵便物料金の約2倍以上を担保する必要があります。担保は一般的に現金で、下記の場合は申し出により担保金免除されます。
・1ヵ月に出す郵便物の料金が50万円未満で、最近6ヵ月以上、後納料金を遅滞なく支払っているとき。
・過去3年以上、後納料金を遅滞なく支払っているとき。
※詳しくは、郵便局にお問い合わせください。


つまり
一定期間のみ郵便物を10点以上発送する場合は【料金別納】、毎月必ず50点以上郵便物を発送する場合は【料金後納】を利用すると良いかもしれませんね。

 

料金別納表示と料金後納表示

表示には、円形のほか四角形も使用することができます。



通常郵便

※局印の差出支店名(差出局名)は、郵便物に差出人の住所および氏名(会社名)が分かりやすく記載してあれば省略できます。


広告郵便(二本線)
配達に3日程度の余裕があるもの。


      


広告郵便(三本線)
配達に7日程度の余裕があるもの。

 
 
広告表示

局印は下部1/2以下であれば広告の表示が可能です。


※広告郵便については細かい条件が設定されています。広告郵便物の表記を実際に使用する場合は、事前に郵便局にお問い合わせください。
※郵便局の混雑具合により上記日数よりも早く配達される場合もあるようです。
※日曜・祝祭日は配達日数に含まれません。

 

書き損じた「はがき」や「切手」は郵便局で交換できる!?

書き間違えてしまったはがきや切手は、郵便局の窓口で所定の手数料を支払うことにより新しいものと交換できます。

手数料は普通はがき・郵便切手は1枚につき5円、往復はがき1枚につき10円です。手数料を払ったとしてもお得に交換できるので、ぜひ書き損じてしまったはがきは捨てずに交換することをおすすめします☆

※ただし、あまりにも汚れがひどい場合は交換できない場合もあります。詳しくは郵便局にお問い合わせください。

 

まとめ

いかがでしたか?

このようにDM(はがき)には細かく規定が定められていますので、「定型外扱いになってしまった!」「料金不足で送れなかった!」なんてことのないように、DMを制作・送る際には注意したいですね。


〈参考サイト〉
はがき、郵便物についての詳しい規定は郵便局のwebサイトへ


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