【活用コラム】知っておくと役立つ!年賀状のマナー&書き方

年賀状は、日ごろお世話になっている人や、ご無沙汰している人へ近況報告などを兼ねた新年の挨拶として広く使われています。
最近はメールやSNSで新年の挨拶を送る方も増えてきていますが、やはり紙のはがきはメールやSNSにはない温かみが感じられ、受け取る側も嬉しいですよね!
年賀状を送る際、相手に失礼にならないように最低限のマナーや書き方は理解しておきたいもの。
そこで今回は、年賀状に関するマナーや正しい書き方をご紹介したいと思います。

 

年賀状を送る時期っていつ?

年賀状は松の内(一般に1月7日まで)に届けば失礼にならないと言われています。1月7日を過ぎてしまった場合は「寒中見舞い」として出すのが良いでしょう。

日本郵便によると、2018年の年賀はがきの引受開始は12月15日からになるそうです。

元旦に届くようにするには、12月25日までに出すようにとのことなので、遅れることのないよう早めに準備を始めましょう☆

 

年賀状を書く際の注意点

文章中に使ってはいけない言葉

「忌み言葉」は不吉な出来事を連想させてしまうため、年賀状では使わないのがマナーです。

例)

切れる 別れる 破れる 失う 倒れる 滅びる 終わる 病む など
「去年」という言葉は結構使いがちですが、「去」は「去る」という意味があるので「昨年」「旧年」という言葉を使うようにしましょう。

 

実は間違い!?年賀状で気をつけたい表現

「元旦」とは新年の最初の朝、つまり「1月1日の朝」を意味しています。そのため、「一月一日元旦」という書き方は間違いです!

「平成三十一年元旦」「2019年元旦」のように書きましょう。

 

宛名面の書き方

年賀状の宛名は、枚数が多い場合プリンターで印刷する事が多いと思いますが、できれば手書きがオススメ!1枚1枚手書きすることで、相手に丁寧な印象を与え、より気持ちのこもった年賀状になります。

ここでは最低限おさえておきたい宛名面の書き方をご紹介します☆



①朱書き
年賀はがき以外の普通はがきや、私製はがきを年賀状として送る場合は、「朱書き」が必要になります。朱書きとは、切手部分の下に赤字で「年賀」と書くことをいいます。
朱書きがないと普通郵便とみなされ、年内に配達されてしまう可能性がありますので注意しましょう。

②住所
住所は都道府県名から記載しましょう。住所を省略してしまうと相手側に失礼な印象を与えてしまう場合があります。
2行以内におさめるように書くとバランスよくきれいに見えます。

③数字
番地や部屋番号などの数字は、縦書きと横書きで書き方が異なります。
縦書きの場合・・・漢数字(一、二、三、)
横書きの場合・・・アラビア数字(1,2,3)

④敬称
「様」・・・個人名宛て。どなたにでも使える。
    ※肩書+様はNG
    例)○ ▲▲株式会社 部長 今賀旬様
      × ▲▲株式会社 今賀旬部長様
 

「御中」・・・会社や団体の部署宛て。
    ※御中+様はNG
    例)○ ▲▲株式会社御中
      × ▲▲株式会社御中 今賀旬様
 

「先生」・・・学校の先生や恩師宛て。
    ※先生+様はNG
    例)○ 今賀旬先生
      × 今賀旬先生様

 

⑤差出人
縦書きの場合は切手の幅に収まるように差出人の住所と名前を掲載します。
引っ越しや転勤で住所が変わったときは、一言添えておくと丁寧です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

年賀状は、1年に1回しかない年初めの大切な挨拶状です。最低限のマナーを守り、心のこもった年賀状を作りましょう☆

 

DM

前の記事 美容室がお客様に成人式のヘアセット受付を告知する時期と方法