【活用コラム】割引券は1枚で2役!?お客様に渡す時に意識したい重要なポイントとタイミング

2016年1月8日(金)
更新:2020年1月31日(金)

お店に来店されたお客様に再度来店していただくきっかけ作りに使うことが多い、割引券(金券)。

今回は、割引券(金券)を効果的に使うポイントをまとめました。

 

<目次>
割引券(金券)は1枚で2役
割引券を渡すときに意識したい重要なポイント
割引券を渡すタイミングとその理由
まとめ

 

割引券(金券)は1枚で2役

割引券の効果はお客様に再来を促すのみ、と思っているお店も多いのではないでしょうか?

しかし割引券にお店の情報を印刷すれば、実はもう1役こなしてくれます。

それは、お店の名刺の役割です。

スタッフの名刺やショップカードをお客様が長期的に持ち歩くことは少ないですが割引券は使うときにすぐに出せるように財布やカードケース等いつも持ち歩く物に入れておくことが多いです。

その割引券にお店のショップ情報を印刷していればどうでしょうか?

お店のことを告知する名刺の役割をこなしてくれます。

例えば初めてお店に来店されたお客様が財布を整理していて割引券が目に留まり、ショップ情報が印刷してあれば、お客様が「行こうかな」と思った時にすぐにお店の住所や電話番号が分かり予約することができます。

新規の再来率をアップしたいと考えているお店は、割引券にショップ情報を印刷してみるのも一つです。

 

▼お札サイズサービスチケット(割引券)
料金:200枚4,400円(@22円)~

詳細はこちら

 

▼割引券の裏面にお店のショップ情報を印刷したイメージ


 

割引券を渡すときに意識したい重要なポイント

割引券を渡すときに意識したい事は「割引内容」以外に2つあります。

1つ目は「お客様に得した気分を味わってもらう」ことです。

例えば誰にでも配っている割引券より、特定の人に渡している割引券の方がお客様はお得な気分になりますよね?

「このメニューを使って頂いたお客様限定で割引チケットをお渡ししています。」

「〇〇様いつもご利用ありがとうございます。長くご来店頂いているお客様限定に日頃の感謝の気持ちを割引チケットにしてお渡ししています。

先日気になっていると仰っていたメニューをご利用の際に、良ければ利用してみてください。」

といったように、割引券を渡すお客様の対象を限定することで「この割引券は、他のお客様には渡していなくてお得ですよ!」と

お客様にアピールし「お客様に得した気分を味わってもらう」ことが大切です。

 

割引券を渡すときに意識したいことの2つ目は、割引券に「有効期限」を記入して渡すことです。

有効期限が無い方が、お客様がいつでも利用できるので利用率が上がるのでは?と思っていませんか。

人間誰しも期限が無いと先延ばしにしてしまいがちなので、有効期限が無い割引券は意外に利用されないケースがほとんどです。

割引券を渡すときは必ず有効期限を記入して渡すようにしましょう。

また有効期限は次回来店が伸びないように少しタイトな日付で設定することが効果的です。

例えば、カットをしたお客様の場合、髪の長さにもよりますが2ヵ月半~3月弱で有効期限を設けることで再来を促す事ができます。

割引券を適当に渡されてもお客様は割引券のメリットを実感できません。

価格のメリット以外にも、お客様が優越感を持って頂けるような声かけや、有効期限を設定し割引券に希少価値を持たせることが重要です。

 

割引券を渡すタイミングとその理由

お客様に割引券を渡すタイミングは、お客様が財布を開いている時にしましょう。

そうすることでお客様は自然に割引券を財布に入れてくれます。

割引券を財布に入れて頂ければ、お客様が財布を開くたびに割引券が目に入り、お店のことを思い出してもらう機会が増えます。

もし会計がお済みのお客様が財布をしまった後に割引券を渡すと、お客様は割引券をカバンや洋服のポケットに入れて
気付かない内に有効期限が切れてしまうかもしれません。

お客様に割引券を渡すタイミングを意識することで、来店後のお客様がお店を思い出すきっかけを増やすことができます。

 

まとめ

今回のコラムでは"割引券は1枚で2役!?お客様に渡す時に意識したい重要なポイントとタイミング"をご紹介しました。

ポイントをまとめます。
・割引券にお店の情報を印刷することで、割引券は"お店の名刺"にもなる。

・割引券を渡すときに意識したい重要なポイントは2点。
「お客様に得した気分を味わってもらう」「割引券に有効期限を記入する」

・割引券はお客様が財布を開いているときに渡す。
財布に入れてもらうことでお店を思い出す機会が増え、再来率アップにつながる。

"割引"はお店としてその金額分を負担するということです。
割引額以上の結果が得られるように工夫してお客様に割引券を渡すようにしましょう。

 

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